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【ボードゲーム紹介】クマ牧場にトイレはいらない!早い者勝ちでタイルを取り合うタイル配置ゲーム『クマ牧場』

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クマ牧場のガイドの話
「この度はクマ牧場ガイドツアーにお申し込みいただき誠にありがとうございます!看板には様々な国の言葉でクマ牧場と書いてあります。では中に入りましょう!まず見えますのはご存知ホッキョクグマでございます。あと、あちらはトイレです。お隣はゴビグマ、モンゴルの西南部に生息する小型の熊です。そしてこちらにトイレ。ちょっと進みまして見えてきますのがジャイアントパンダです。ええ、パンダも熊でございます。笹を食べています。そちらはトイレです。次に見えてきますのはコアラ科コアラ属のコアラでございます。クマ牧場なのにどうしてコアラですか?それはかわいいからですよ。次はこちらを御覧ください。優れたクマ牧場に送られるクマの彫像でございます。そしてまたトイレ。聞いた話ですと設計者が下手でスペースが空いてしまってトイレしか置けなかったそうです。ではガイドは以上でございます。引き続きクマ牧場をお楽しみくださいませ。」
※この物語は創作です。本ゲームとは関係ありません。


『クマ牧場』について




ゲーム情報


タイトル(原題): クマ牧場(Bärenpark)
作者: Phil Walker-Harding(フィル・ウォーカー・ハーディング)
プレイ人数: 2~4人
プレイ時間: 30〜45分
対象年齢: 8才以上
販売元: ホビージャパン
入手経路 駿河屋
BGG平均評価 7.4/10 2,941票(2018年02月 現在)
BGG平均Weight 1.79/5



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内容物一覧。カードはありません。コンポーネントの全てがタイルです。



遊び方とポイント


というわけでクマ牧場の紹介です。

作者のフィル・ウォーカー・ハーディングさんは2016年ドイツ年間ボードゲーム大賞にノミネートしたイムホテップの作者です。僕の持っているゲームだとSushi Go Party!も彼の作品でフレーバーを活かしつつ点を取ることに重きを置いたゲーマーが好むゲームを作る作者さんです。

クマ牧場は施設のタイルを置いて自分だけの牧場を作るゲームです。手番でタイルを置いて置いた場所によって次にタイルの取得や土地の拡張ができます。すでに置いてあるタイルに隣接するようにしかタイルを置くことができないので次の手番のことを考える計画性を求められる戦略的なタイル配置ゲームです。

ボードゲーマー的にはイラストがクレメンス・フランツじゃないコテージガーデンがウヴェ・ローゼンベルグでイラストがクレメンス・フランツのこちらがウヴェ・ローゼンベルクじゃないってのがなかなか混乱してしまいます。販売元もルックアウトシュピールからのホビージャパンですし。必要ない比較をしてしまうのは仕方ないですよね。


【準備】
タイルを中央のボードに置いて各自に入口のある牧場ボードを配り手番順ごとにそれぞれ最初のパーツを受け取ります。

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①ストックしてあるタイルを自分の牧場に置く

ストックしてあるタイルとは②のタイルを置いた後の補充アクションで入手したタイルのことです。タイルを置く時ははみだしてはいけない(ただし2つの敷地をまたがるような置き方できる)、タイルを重ねて置いてはいけない、という決まりの他にすでに置いてあるタイルにくっつくように置かなければいけないという決まりがあります。このくっつくように置く決まりがかなり効いていて何も考えないで置いているとすぐに小さいタイルしか置けなくなってしまいます。次に手に入れるタイルを考えながら置く、これがこのゲームの大事なところです。

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②アイコンの上に置いたときは対応するアクション(タイルの補充か敷地の増設)をする
一輪車、ミキサー車、油圧ショベルのアイコンをタイルで潰した場合は中央のボードからそれぞれのアイコンに対応するタイルを取ります。取ったタイルはまだ牧場に配置せずに手元において"ストックしてあるタイル"になります。タイルの数は有限で早い者勝ちです。
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一輪車で手に入るタイルにはトイレ、遊び場、通路と牧場に必要なものが揃っています。これらに点数はありません。1マスのタイルはここでしか手に入りません。

ミキサー車で補充できるタイルは同じ種類が何枚もあって早く取ったほうが点数が高いです。すぐに置かなくてもいいしゲーム終了時にあまってもペナルティはないので点数の高いものを取っておくのも手ですが、ちょっと無駄ですよね。

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よく見ると点数に応じた施設のイラストになっている


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ミキサー車で手に入るタイルは点数によってイラストも違います。パンダはこんな感じですが他のクマたちも微妙な違いがあるので実際に見て確かめてみてください。

油圧ショベルで手に入るタイルは点数が高くて大きいもので牧場開発の指針になります。それぞれが1枚しかなのでこれは早い者勝ちです。


タイルに価値がある


コテージガーデンとの大きな違いはこの「タイルに価値があるかどうか」だと思います。コテージガーデンのあのきれいなお花畑のタイルは点数的には無価値です。花畑を花でいっぱいにしてしまうと点数が0ですからね、その矛盾はどうしても納得いきません。その点クマ牧場ではタイルそのものに点数があるので点を取りにいっているという実感があります。ただしそれはそれで、牧場を作っているというフレーバーが若干ないがしろにされていると感じる時があります。花畑を作るような遊びの感覚が少ないんですよね。

このゲームのインタラクティブはほとんどが早いもの勝ちに委ねられています。前半は実際はそんなに他人と遊んでいるという感覚はありませんでしたが後半タイルが枯渇してくると急に回りが気になりだします。そこからが面白いです!

手番の最後に補充するというのは待ち時間を短縮していていいですね。毎手番どのタイルを取るかから考えていては時間がかかってしょうがないですから。

作業員アイコンの上にタイルを置くと敷地を補充します。敷地は辺同士がちゃんとくっついていれば基本的はどこにくっつけてもいいです。

③クマの彫像を置ける場合はそれもする
クマの彫像の建設はアクションを使いません。敷地がクマの彫像建設予定地を除いてタイルで埋め尽くされると自動的に手に入ります。この点数がとにかく大きいです。飼育小屋のタイルは1〜8点で基本的に大きいほど点数が高いです。それに比べてクマの彫像タイルは1マスで10点前後の点数が入ります。

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契約タイルを入れると牧場経営している感がぐっと増す


④契約タイルの条件を満たしたら手に入れる
一定条件を満たしたらもらえる拡張の契約タイルがはじめから同梱されています。シロクマのタイルを3枚設置するとか、川を3枚繋げるとか、1手番に2個のクマの彫像を建設するとか、いろいろな条件の契約タイルを10種類の中から3種類選んで使います。これは絶対最初から入れたほうが面白いです。アイル・オブ・スカイの得点要素のように複雑さが増して面白いというのもあるのですが、ある条件を満たすと人気が出るとか、国から補助金が出るとかの自分だけ設定を考えるとこのゲームで存在感の薄くなっていたフレーバーがぐっと活きてくる気がするのです。

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タイルを埋め尽くすことで手に入るクマの彫像タイルを優先するか、敷地の完成を意識せずにどんどん拡張して点数の高い飼育小屋タイルを取りにいくかが作戦の分かれ目です。

⑤手番が隣の人に移動する

①〜⑤を繰り返します

誰かが4枚の敷地をタイルで埋め尽くしたらそれ以外のプレイヤーが1手番ずつ行ってゲーム終了。点数計算をします。

点数計算
タイルに書いてある数字が点数です。シンプルでいいです。合計して多い人が勝ちです。タイル全てに点数が書いてあるのでコテージガーデンと比べると点数を取りに行く!という意思がこめられるような気がします。

人数によって抜くタイルがあったりするので準備ににちょっと時間がかかるかもしれません。そのへんは一緒に遊ぶ人に手伝ってもらうといいですね。

今までの記事では遊び方と感想を分けて書いていたけど敢えて混ぜて書いてみる。最後まで読んでもらえるとは限らないから言いたいことは先に書いておく。



おわりに


最後にひとこと。
「コテージガーデンはきれいなお花畑をつくっているっていう遊びの感覚を大事にしている気がするけど作るたびに花壇をバラバラにしないといけない。この2つがミックスされたルールだったらよかったのにと思う。プレイ感は数字のことをさほど意識しないで効率よくキレイに並べていけば点数が自然と高くなるように設計されていて作った花壇もしくは牧場は壊さなくていい、そんなゲームがほしい!」と思いました。

多くのゲーマーを悩ませた謎のパーツ。仕切りとして使うようなのですが使うと物が入らず...。結局使っていないのですが捨てられません。
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メインボードの裏はクマのかわいい足跡つき。
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はなしは変わりますがけものの話


けものという岩手出身のアーティストをご存知ですか?TBSラジオ菊地成孔の粋な夜電波を聴いていたら菊地さんプロデュースということで流れていてとても気に入りました。相対性理論のやくしまるえつこさんのような透き通った歌声が菊地さんプロデュースのポップスに乗ってとても心地よい仕上がりです。聴き惚れてしまいます。実は来月ライブを観に行くんです。アルバムをヘビロテしてます。





最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が気に入りましたらシェアしていただけると嬉しいです。
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