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火山が噴火した!迫り来る溶岩をよけながら街から脱出しろ!ボードゲーム『ポンペイ滅亡』紹介

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1 ゲーム情報


タイトル(原題): ポンペイ滅亡(The Downfall of Pompeii)2014
作者: クラウス=ユルゲン・ヴレデ(Klaus-Jürgen Wrede)
プレイ人数: 2~4人
プレイ時間: 45分
対象年齢: 8才以上
受賞歴など: 2006 Games Magazine Best New Family Game 受賞
販売元: AMIGO Spiel + Freizeit GmbH, Mayfair Games
入手経路 【楽天市場】ボードゲーム:くつのエビスヤ
BGG平均評価 7.1/10 (2016年5月 現在)
The Downfall of Pompeii | Board Game | BoardGameGeek



どんなゲーム?


このゲームのデザイナーであるクラウス=ユルゲン・ヴレデはカルカソンヌの作者でポンペイ滅亡はカルカソンヌの4年後に発売された作品です。イタリアの世界遺産都市ポンペイを舞台に西暦62年の大地震からの復興、西暦79年のヴェスヴィオ火山の噴火を再現したボードゲームで、プレイヤーは多くの市民を脱出させるため迫り来る溶岩の流れを見ながら近くの出口を目指し市民を動かしていきます。



ゲームの流れ




第1復興フェイズ


ポンペイカードを使い街に自分の色の市民駒を配置していきます。「A.D.79カード」が出たら火山が噴火を始めて新たなルールが追加されます。


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ポンペイカード。このカードに書いてある数字の建物に自分のコマを配置していく。渋いイラスト。

第2復興フェイズ


第1復興フェイズにルールが追加になります。

追加ルール1「前兆カード」


「前兆カード」が出たら他のプレイヤーの市民駒を火山の中に投げ込みます。(A.D.79カードがでるまで前兆カードは出ないように調整されています)

追加ルール2 「縁者」


市民を置くときにすでにその建物に誰かいれば同じ色の他の建物か色のない中立な建物にもう一つ同じ数だけ(←これルール間違えて覚えてました。前に遊んだ人すいません!)市民駒を置くことができます。(だれか人に話すことで存在を知らせることができたのだと勝手に解釈しています)

追加ルール3「ジョーカーカード」


示された数字の建物が満員の場合はそのカードは「ジョーカーカード」となり色のない中立な建物に同じ色の他の建物か色のない中立な建物に(←これも勘違いしてました)置くことができます。ジョーカーカードを使った場合は縁者のルールは発生しません。


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左が前兆カード右がA.D.79カード。赤いカードの絶望感。


ヴェスヴィオ火山の噴火


ヴェスヴィオ火山の噴火した日はポンペイの最期の日です。噴火の条件は2つです。

噴火の条件1 「A.D.79カード」


市民駒の配置を続けて再びA.D.79カードが出たらすぐに噴火します。

噴火の条件2 「ジョーカーカードによる宣言」


手札がすべてジョーカーカードになったプレイヤーは即座に噴火を宣言できます。


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奥にそびえるのがヴェスヴィオ火山、現在の標高は1,281mだが噴火前なので今より高い。

噴火


手元のカードとまだ配置していない市民駒は箱にしまい「溶岩タイル」を1人1枚ずつ袋から引いて6枚配置します。溶岩タイルが市民駒の上に配置されたらそこにいた市民駒は死亡したものとして火山に投げ入れます。


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市民に迫る溶岩タイル。

脱出フェイズ


溶岩タイルを1枚配置してから市民駒を動かし出口から逃がすことができれば脱出成功です。途中で溶岩に飲み込まれたり逃げるところがなくなったらその市民はやはり火山に投げ入れることになります。


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出口のひとつ。市民が殺到している。

ゲーム終了と得点計算


タイルをすべて配置するとゲームは終了です。その時、街に残った市民駒はすべて火山に投げ入れます。
街の外に脱出できた市民駒が多いプレイヤーが勝利です。同点の場合は火山の中の市民駒が少ない人が勝ちです。



感想と評価



このゲームの良いところ



街の再現度、火山の存在感


ボード上に再現された町並みは当時のポンペイを忠実に再現しています。配色も意識しているのでしょう。また、ボード左上に設置されたヴェスヴィオ火山は大きな存在感を出しています。

史実に沿ったストーリーの分かりやすさ


震災からの復興、火山が噴火してからの脱出と実際の出来事を元にゲームが作られているので今やるべきことがとても分かりやすく、また使命感を強く感じます。

待ち時間が短くサクサク進む


手札管理は1枚出しては1枚引くの繰り返しなので他の人がプレイしている間に考えておけてゲームがスムーズに進みます。タイル配置も置くところが限られているのでそれほど長考にはなりません。ボードを使ったゲームの入り口にちょうどいい重さかもしれませんね。


このゲームの残念なところ



テーマがちょっと不謹慎


これは好みが別れるかもしれません。ゲームを通して歴史に興味を持てるのならそれでいいのではないか、とぼくは思っています。

ゲームが完全に二つに分かれている


前半の市民を配置していくフェイズとそれを逃がすフェイズがあまりにも違いすぎてそこから違うゲームをしているようでスマートではないと感じてしまいました。配置に使った捨て札を今度は脱出の時に別の使い方をするとかだったら感動したかもしれません。

直接攻撃がえぐい


「前兆カード」というのがあるんですが、手札の補充の時にこれを引いたプレイヤーは他のプレイヤーの市民駒を1つ火山に投げ入れるんですね。ただの1勝利点なのですが、市民1人でもあるのでちょっとリアルすぎるかな、と。そして前兆カードを使った後はまた補充するのですが続けて前兆カードが出てくることもあってその時は微妙な空気になります。


感想


市民が溶岩に飲み込まれながらの脱出劇はパニック映画さながら、自然災害の恐ろしさを見事に表現してます。このブログを書くまでルールミスに気づかなかった縁者の複数駒の配置システムがあれば数の多いマスの価値が高まりより市民が密集して面白くなると思います。早く正しいルールでプレイしたいですね。自分の手持ちのゲームではコマを移動させるゲームは少ないのでその意味では貴重なのですが、ゲームが終わった後に成果として建物や物が残ってないのが不満にも思います。やっぱり自分はアグリコラみたいな拡大再生産のゲームが好きですね。しかし、残されたのは着の身着のまま逃げてきた市民のみというのもまたリアルでいいと思ったりもします。


評価6/10




無駄話


余談ですがポンペイ遺跡といえばジョジョの奇妙な冒険のファンならお馴染みです。第5部イタリア編でパンナコッタ・フーゴがイルーゾォのマン・イン・ザ・ミラーと戦ったあの場所ですね。フーゴのスタンド、パープル・ヘイズが登場したのは後にも先にも本編ではここだけなので、あの凶暴なスタンド能力の象徴のような場所です。余談ついでに、あの犬の床絵はボード上では「3」の建物の入り口にあります。

以上



商品リンク


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【店長の趣味】ポンペイ滅亡【海外ボードゲーム】火山の大噴火か...|くつのえびすや【ポンパレモール】
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