テデスコープ

テデスコの趣味の整頓のブログです
MENU

港湾事業は難しいけど会社が大きくなると楽しい!ボードゲーム『ル・アーブル』紹介

0   0


ブログ『ル・アーブル

このゲームについて




ゲーム情報


lehavre-161121-02_600px.jpg

タイトル(原題): ル・アーブル(Le Havre)2008
作者: ウヴェ・ローゼンバーグ(Uwe Rosenberg)
プレイ人数: 1~5人
プレイ時間: 100〜200分
対象年齢: 12才以上
受賞歴など: 2008年ミープルチョイス賞受賞2009年国際ゲーマーズ賞 一般ストラテジー賞 受賞2009年ゴールデンギークベストゲーマーズゲーム

販売元: Lookout Games、ホビージャパン
入手経路 ヤフオク
BGG平均評価 7.9/10 18K 票(2016年12月 現在)
BGG平均Weight 3.76/5
Le Havre | Board Game | BoardGameGeek : https://boardgamegeek.com/boardgame/35677/le-havre



ウヴェ・ローゼンベルグによる『アグリコラ』に次ぐ収穫三部作のふたつめの作品です。ちなみに3作目は『洛陽の門にて』。
フランスで2番目に大きい港町ル・アーブルを舞台に港湾事業経営者になって建物を建て船を造りお金をたくさん儲けましょう!というゲームです。

lehavre-161121-03_600px.jpg
ルアーブルの港。ゲーム中は上に色々置いてしまうのでなかなか見ることができません。



ゲームの準備


建設計画(後述)

資金5フランと石炭1つもって起業するなんて徒手空拳もいいところ、なかなか無謀です。
lehavre-161121-17_600px.jpg

タッパは必須です。片付けも準備も格段に楽になります。
lehavre-161121-16_600px.jpg

サマリーの裏はあなたの自社ビル。質素ですねー。
lehavre-161121-25_600px.jpg


建設計画の準備ついて

ゲーム中に建設できる建物は順番が決まっていてそれは「街に決められた建設計画」で表現されています。

1〜30の番号の付いた建物をシャッフルして三等分にしたあと、それぞれの山を番号の若い順番に並べなおして見えるように配置します。

建物はそれぞれの山の一番上の建物しか建設できません。船を建造する造船所などすぐに使いたい建物は下の方にあるので上に建物をどんどん建てないと使えないのでプレイヤー同士で一時的に協力関係ができたりします。
lehavre-161121-06_600px.jpg



遊び方




手番ですることとできること


手番でできることはとてもシンプルです。

船を進めて資材を補充(必ず行う)
まず、毎手番はじめに列の先頭に船を進めます。進めた先に書かれている資材を資材置き場(◯◯の供給スペース)に1個ずつ補充します。
lehavre-161121-09_600px.jpg

このますは材木と魚を補充するマスです。
lehavre-161121-15_600px.jpg


資源の補充について
毎手番の最初の資源の補充はなかなか面倒で忘れがちなのですが、これは港らしさを表現しています。「船が来たぞー」って感じでコンテナから木箱を下ろすところを想像するとなかなか雰囲気があっていいですよ。

そのあと、プレイヤーは「資材置き場にある資材を全部取る」か「建物に入ってその効果を使う」かを選びます(必ず行う)。建物に入る場合はすでに他の人がいる建物は選べません。
lehavre-161121-18_600px.jpg


「建物の使用」
メインアクションで自分のワーカーを建物の上に置くとその建物の効果を使うことはできます。すでに他の人がいる建物は使うことはできません。


「建物の使用料」
街が建設した建物や他のプレイヤーが建設してそのプレイヤーの前に並んでいる建物も使うことができます。その場合は使用料を持ち主(もしくは街)に支払います。
lehavre-161203-01_600px.jpg


購入、売却、借金の返済(任意)
さらにそのあと、追加のアクションとして建物や船を購入(建設、建造ではない)したり借金を返したりできます。


これだけ理解していれば一応ゲームを進めることはできます。

はじめは資源を取るかスタート時の建物を使用するかを考えればいいのでで結構簡単なゲームなのかなと思いますがそんなことはありません。なぜなら選択肢がプレイヤーによって増やされていくからです。建物には全てに固有の効果があってそれがプレイ人数×ラウンド数くらいのペースで増えていいきます。

最終的には20〜30くらいの建物が並ぶのでその中から自分のベストな選択をするのはなかなか大変で、さらに他人と行動がかぶらないように、とどんどん考えることが増えてきます。


資源の表裏について


資源は建物の効果を使って裏返すと違う資源になります。燃料として価値があがる(材木→木炭、石炭→タール など)食べれるようになる(麦→パン、牛→肉 など)建物や船の材料になる(粘土→レンガ、鉄→鉄鋼 など)などの効果があります。
lehavre-161121-26_600px.jpg


「建物」について




建物の「建設」と「購入」について
建設計画の一番上にある建物を「建設」または「購入」することができます。
lehavre-161121-19_600px.jpg


「建設」
建設のできる建物(工務店、建設会社)にワーカーを配置して、必要な資源を支払います。自分の手元にそのカードを置きます。
lehavre-161121-13_600px.jpg

lehavre-161121-20_600px.jpg


「購入」
メインアクションをした後の追加アクションとして必要な金額を支払い購入できます。購入のアクションはメインアクションに含まれないので注意してください。
lehavre-161121-20-2_600px.jpg

手に入れた建物は相手によく見えるように上下逆さまに並べておきます。
lehavre-161121-21_600px.jpg


ラウンドの終わりの処理


ラウンドの終わりでは「収穫」「街による建物の建設」「食料供給」が行われます。

「収穫」
収穫三部作というわりに収穫の要素は麦と牛しかありません。ラウンドカードに収穫と書かれている場合のみ牛と麦が一つずつ増えます。麦を一つ牛は二頭所有していないと増えません。
lehavre-161121-27_600px.jpg


「街による建物の建設」
ラウンドによって「特別な建物」か「建設番号の一番若い建物」が強制的に街に建設されます。特別な建物はこういう形でしか建設されません。街によって建設された建物は購入することで自分の持ち物にできます。

どの建物が街に建設されるかはラウンドカードに書いてあります。

「食料供給」
ラウンド終わりに従業員に食料を供給しなければなりません。魚、魚の燻製、パン、肉などをストックに戻すことで食料供給になるのですがその数はラウンドとプレイ人数によって変わります。
lehavre-161121-28_600px.jpg

船を所有しているといくらか免除されます(後述)


ラウンドカード
ラウンドカードには「収穫の有無」「街による建物の建設の有無とその種類」「食料供給の数」「次のラウンドのスタートプレイヤー」といった情報が書いてあります。さらに裏面は船になっています。
lehavre-161121-10_600px.jpg
①収穫があるかどうか
②今のラウンド数
白地に黒文字は通常ゲーム、逆はショートゲーム(後述します)
③プレイ人数
④このラウンドで供給する食料の数
⑤街によって勝手に建てられる建物
無地のカードは建設計画の一番番号が小さい建物、錨のマークの建物は特別な建物
⑥次のラウンドのスタートプレイヤー


ラウンドが終わったらそのラウンドカードは裏返して建造待ちの船としてドックに並びます。
lehavre-161121-12_600px.jpg


借金について


ラウンドの最後の食料供給で食料が足りなかった場合は借金をして従業員にご飯を食べさせてあげなければなりません。借金には利子がつきます。早く返したほうがいいです。お金が足りないからと言って手元の建物や船を売る義務はありません。
lehavre-161121-23_600px.jpg


船について


船の役割はふたつ「食料供給の免除」と「物資の現金化」です。

「食料供給の免除」
ラウンド終わりに従業員に食料を供給するのですが船を持っているプレイヤーは一定量免除されます。港にいない人たちはご飯を食べないという理屈でしょうか。飯マーカーを自社ビルの上に置いて免除する飯が分かりやすいようにしておきます。
lehavre-161121-32_600px.jpg

「物資の現金化」
資源の出荷は「海運会社」という建物を使います。船と燃料を使い自分の持っている価値のある資源を出荷できます。いろんなものをお金に変えることができるのでとても便利です。資源の右下に書いてある「◯F.」と書いてある数字が資源の資産価値です。
lehavre-161121-30_600px.jpg

物資の現金化のできる建物は海運会社だけではありません。魚を燻製にすることで燻製とともにお金をもらえる「燻製所」もありますし牛を肉にすることで現金を得ることができる「食肉処理場」などもあります。

船はメインアクションとして「造船所」を使用するか追加アクションで購入すると手に入ります。木造以外の船を作るにはレンガを造船所に置く必要があります。これは誰か1人が代表して置いてくれれば他の人は置かなくていいです。置いたレンガはゲーム終了までこのまま置かれます。
lehavre-161121-31_600px.jpg

船一覧。資産価値の高い船ほど少なくなっています。
lehavre-161121-24_600px.jpg





ゲーム終了




ゲームが終わるとき
人数によって変わるラウンド数を終えると最後のアクションをしてゲーム終了です。


3人フルゲームのサマリー。
lehavre-161204-11_600px.jpg


最後のアクションについて
通常ラウンドの最後に食料供給を行うとそのラウンドは終わりですが最終ラウンドのみメインアクションに限りもう一度行うことができます。前述した海運会社はここで人気です。手元の資源はゲーム終了時には価値をもたないので現金にするため船と燃料は最後までに持っていたいです。
lehavre-161121-29_600px.jpg

建物と船の値段について
建物や船にはそれぞれ価格が決められていて街の建物、建設予定の建物、建造可能な船は追加アクションで購入することができます。売却する場合は半値になります。
lehavre-161121-33_600px.jpg


ショートゲームについて


ラウンドが半分くらいになるショートゲームのルールも入っています。試していませんがプレイ時間も2/3くらいになるのではないでしょうか。

3人プレイショートゲームのサマリー。
lehavre-161204-08_600px.jpg


おわりに


突き詰めると、カツカツのリソース管理や手番の究極の節約の楽しいゲームになるのでしょう。しかしそこまでいかなくとも始めは1個2個単位で動かしていた資源を一掴みガバッと動かせるようになるだけでも拡大再生産の楽しみを味わえます。自分の建物に他人が入った時に使用料をもらえるのも楽しいです。

前作アグリコラと比べると目的がお金とはっきりしているのと道筋がはっきりしているのもいいです。ラウンドごとに船が進化してくのも今は木材を集めるべきだとか、そろそろレンガが必要とか、鋼鉄を作って置いたほうがよさそうだとか、行動の指標になります。

拡張込みの日本語版がホビージャパンから売られてるのを知らずに拡張なしをヤフオクで買ってしまって落ち込んでいたのですが遊んだら面白かったのでいいです。ちゃんと調べないとだめですね。


lehavre-161121-35_600px.jpg

lehavre-161121-01_600px.jpg

Amazonリンクとか


ル・アーブル+拡張セット 日本語版
ホビージャパン (2015-09-12)
売り上げランキング: 96,410



関連記事
スポンサーサイト

SHARE

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://tedesuko.blog.fc2.com/tb.php/59-2688c52d
該当の記事は見つかりませんでした。